警戒心がポイント?安全なカウンセリングの受け方

カウンセリングをご検討中の方の参考になるようにこのような受け方に注目したページを作成してみました。実際、カウンセリングの利用を考えた時に、よくわからない点が多いと思います。

カウンセラーには資格が必要なのか、精神科とは何が違うのか、料金や期間はどのくらいなのか、幾つもの疑問があると思います。また、インターネットでカウンセリングルームを検索すると、本当に数多くの機関が表示されます。

様々な相談機関があることを踏まえた上で、カウンセリングの受け方について、何らかの手がかり・参考になればと思っています。あくまで一つの参考としてお考えください。

文字数が多いため、ページを複数に分けています。サイドメニューまたは、下記をご活用ください。

カウンセリングの受け方は決まっている?

カウンセラー
 さて、非常に長文でもありますから、ここでは、内容をガイドしながら進めたいと思います。
B さん
疑問点は、その都度私が質問します。

まず、カウンセリングを受けるという表現が適切であるかどうかは別としても、その場にお越しになるまでの背景には様々な思いがあると想像しています。

例えば・・・

  • カウンセラーがどのような人物であるのか
  • 何もかも話さなくてはいけないのではないか
  • 全部私のことがわかってしまうのではないか
  • こんな悩みを相談に行く人がいるのだろうか  など

上記のように、人によってそのポイントも多様なものとなるであろうと想像しています。

いずれにしても、こうした思いを背景にもって、お申込みいただくということには、非常に大きなエネルギーが必要とされたり、思い切り、決心、勇気のようなものをお使いになっているのではないでしょうか。

B さん
カウンセリングを受ける時の心情は本当に複雑ですね。

無理に行う性質のものではない

この点に関しては、まずはその戸惑いも大事にしていただきながら、申し込みをご検討いただきたいと思っています。カウンセリングは無理やり行う性質のものではありません。これが受け方の最も大事なポイントと感じています。

今はそのタイミングではないという可能性も考えられます。モチベーション、体調なども人によって異なります。カウンセリングどころではないという時も人生の中にはあります。その場合は他の支援を受ける方を優先したり、カウンセリング以外のことを整理する方が重要な場合も十分にあります。

B さん
ふむふむ。

受け方について参考になりそうな事柄

その他、受け方ついてに参考になりそうな内容を以下にまとめています。カウンセリングをお調べの方の参考になれば幸いです。あくまで、一つの見方のもとに書かれておりますので、下記に書かれている内容だけが最も適切とは言えません。取り入れられそうな部分だけ使っていただく形が良いのではないでしょうか。

カウンセラーの探し方カウンセラーの探し方については、別項でまとめていますので、ご参照下さい。

  1. カウンセリングの種類
  2. 回数や頻度、料金について
  3. 予約方法
  4. まとめ

以降は、概ね上記の内容に沿って書いています。

受け方には種類がある?

まず、カウンセリングを受けようとご検討中の方にとって、正式な行い方がどのような方法であるか、イメージの付きにくい場合があると思います。2つの観点からカウンセリングの種類について触れて行きます。受け方と言っても、幅広く考えれば、メールや電話も含まれてくるのです。

  • 対面カウンセリングとメール、電話等による方法
  • アプローチ法の種類

以下では、この2点について述べております。

B さん
色々あるんですね。確かにメールや電話で相談出来たら便利ですけど・・・。
カウンセラー
 通信機器の目覚ましい進歩も手伝っていますね。対面と全く同じとは言えないと思いますが、可能性を含んだ方法だと思います。
 

対面カウンセリングとメール、電話等による方法

カウンセリングルームのHPを参照すると、多くの場合、対面のみと書かれているとは思いますが、少なからず、メールカウンセリングや電話カウンセリング、その他スカイプによるカウンセリングを実施している機関があります。

もちろん、メールカウンセリングや電話カウンセリングを否定するものではありませんが、一般には、カウンセリングは対面で行われてきました。

メールカウンセリング

 私見ですが、メールや電話によるカウンセリングと対面は、やはり双方の感触が異なるのではないかと感じます。(しかし電話には電話の特性も感じています。むしろ、物理的制限を解消できる方法であり有用性を十分に備えていると思います。)

また、対面カウンセリングを無理やり行わなければならないとは考えておりません。一般に、電話やメールなどのカウンセリングよりも、対面にお越しになられる場合の方が、その決心にかかる労力は大きいのではないでしょうか。

アプローチ法の種類

その他、カウンセリングのアプローチ法には幾つか種類があります。それらを把握しておくのも良いのではないでしょうか。(カウンセリングの方法のページも参考になると思います。)

言葉を介してなされるものがほとんどですが、それ以外の方法もあります。例えば、動作を用いるもの、イメージや絵を用いる場合などが挙げられます。

  • 人間中心アプローチ
  • 認知行動論からのアプローチ
  • 交流分析
  • 臨床動作法
  • 遊戯療法
  • フォーカシング
  • システムズ・アプローチ
  • ソリューション・フォーカスト・アプローチ
  • 精神分析

など、細かく分ければ、200を越えると言います。

 

B さん
200って・・・。どうしていいかわかりませんね。カウンセラーの人は、全部勉強してるんでしょうか?
カウンセラー
 全部に精通した人はいないと思います。たくさんアプローチ法が生まれた背景には、やはり人間の多様性があるということだと思います
 

200を越えるのはあくまで、その方法の種類の事であり、カウンセリングそのものの本質は、繋がっているものと考えています。そのため、私の場合は、方法を強調することはあまり行っていません。動作法の方が馴染みやすいだろうとか、自然な形ではじめられるなどの理由を元にアプローチを選択することは確かにあります。

200を越えるのはあくまで、その方法の種類の事であり、カウンセリングそのものの本質は、繋がっているものと考えています。そのため、私の場合は、方法を強調することはあまり行っていません。動作法の方が馴染みやすいだろうとか、自然な形ではじめられるなどの理由を元にアプローチを選択することは確かにあります。

※当サイトでは、極力、「療法」という表現は使用しないでおりますが、元々の名称に(内観療法のように)療法と記されている場合も多く、表記をそのままにしていることがあります。療法と言うと、治療を連想させますが、当オフィスでは、医療行為は一切行っておりません。

回数や頻度、料金について

カウンセリングの回数についての決まりはありません。一般的に、4~6ヶ月くらいの期間を標準とすることがありますが、これは一つの目安であり、少なくとも当オフィスでは、回数はその人その人によって異なると考えた方が適切ではないかと感じています。

幾つかのカウンセリングルームのHPを参考にすると、この点についても様々です。

  • 5回位の回数券をはじめに購入するところ
  • 1回目は準備面接として、本格的なカウンセリングは2回目以降からはじまるところ
  • まず、心理検査を行う機関
  • 間隔を詰めて通うと料金が安くなり、間隔を空けると高くなるところ

など、料金や回数に関する考え方もそれぞれになっています。

ここで、料金に触れておくと、都内近郊のカウンセリングルームの場合、概ねカウンセリングの料金は10000円前後が多い印象です。5000円くらいから、15000円程度の設定まで見かけます。決して安くない金額であり、よくご検討頂く方が良いことを後押しするようでもあります。また、料金について不明な点がある場合は、よく理解できるまで説明を求めるのは自然なことです。後から認識のずれがないようにすることは信頼関係にも関係しますので、非常に重要なことです。

B さん
やっぱりお高いですね・・・。保険が効かないからなんでしょうか?
カウンセラー
 それも大きいとは思います。病院で医師の診察代金を払う時、それは実際の料金の3割です。1万円の所が3000円を意味します。もしこれがそのままカウンセリングに適用されたら、一回あたり3000円くらいになるでしょう。しかし、料金については考え出すともっと色々な意味が含まれています。

料金カウンセリングには、長い期間を要する場合があることも確かですが、必ずしも1回のカウンセリングだけでは無意味というわけでもありません。をどこまで進めたいか・深めたいかという視点も持っていただいて良いと感じております。

例えば、カウンセラーがあと10回ほどあれば、もう少し話が進むと言った場合、今以上に進めたいのか、話を掘り下げたいのか、それは相談する人側の希望が尊重されるべきではないでしょうか。また、次の機会にという終わり方があっても良いと考えています。

また、全てをカウンセラーと一緒に行わなければいけないものでもありません。

あとは自分で、という風に終了する場合もあれば、カウンセリング以外の場所で、という受け方もあると考えています。その他、間隔を空けて会うという方法も考えられます。通常2週に1回程度のカウンセリングを、月1回とか、2,3か月に一回などと設定する場合もあります。

カウンセリングは受けるものと考えると、カウンセラー側の考えが大きくなりがちですが、「活用する」、「やってみるもの」、というようなニュアンスで捉えるとより能動的、意味あることとしてご活用いただけるのではないでしょうか。もちろんそこには、辞めることも選択できる自由が十分にあるわけです。

B さん
やめられないかと思うとすごい怖いですね。よく確認しておくことが大事だと思いました。

予約方法

予約方法もまちまちです。電話のみの受付、メールやFAX、WEB予約が可能なところまで様々です。最近は、電話とメールないしは入力フォームの形式が多いように思います。当オフィスの場合は、電話での予約をお願いしております。

さて、予約に関連して、不明な点を確認しても良いと思います。HPなどの案内を一通り見て、予約を検討している時には、まず電話で問い合わせてみるのも良いでしょう。

相談内容の詳しい事柄については、実際に開始してみるまでわからないにしても、常識的に、不明点は説明がなされるはずです。例えば、下記のような点を確認しておくのも良いでしょう。

  • カウンセラーが持っている資格

臨床心理士なのか、それ以外の資格なのか。資格さえあれば良いとは当然言えませんが、確認のポイントにはなるでしょう。

  • HPに掲載されている以上の料金がかかる可能性

もし精神科への紹介を受けた場合に料金は発生するのか、心理検査を行う可能性はあるのか、延長料金はどうか、回数券方式ではないか、キャンセル料は全額か半額か、などこれらが明確になっていれば安心につながる一つのポイントになるでしょう。

複数人で同時に行いたいのですが・・・

もう一つ別な観点から、カウンセリングの受け方に触れたいと思います。

カウンセリングの基本は1対1で行われることがほとんどですが、カウンセリングの場に、夫婦や親子が訪れることはあり得ることです。

この場合、どう進めてゆくのか疑問ですが、それはカウンセラーの考えによる所が大きいと感じています。

カウンセラーの考え方による

例えば、家族療法を中心に学んできたカウンセラーは、夫婦同席を提案する可能性が他のカウンセラーより高そうです。

面接の形式

もし、複数人がカウンセリングを開始する場合には、何通りかの方法があり、通常話し合って決められます。

  • 同席で行う
  • 別々に並行して行う
  • 一人の方を中心に、別な方は時々行う  など

概ね、最初の二通りの方法がほとんどです。

複数でそのまま継続する形も確かにあります。また、別々にそれぞれお会いする形式もまた多いものです。別々に並行する場合は、その機関の事情によりますが、なるべく別なカウンセラーが担当することが望ましいでしょう。

後者の場合、自分がいない場面で何を話しているのか、進展具合はどうなのか、気になるところだと思いますが、プライバシーの扱いには重大な意味があります。その点も初回に話し合っておくことが必要でしょう。

受けたい人が受けるもの

最も重要なことは、カウンセリングは受けたい人が受けるものであることです。家族の誰かを変えたいと感じる方は多いと思いますが、カウンセリングでは、本人の希望がない限り行うことはできないとお考えいただいた方が良いと思います。

仮に、無理にでもそのような面接をスタートしても、家族の意向に沿えないものですし(来談した人を尊重する場です)、続くとも考えにくいです。本人の意思がないまま開始するカウンセリングは、不毛に終わることがほとんであると感じています。

まとめ

当オフィスや他のカウンセリングルームの様子なども含めて、カウンセリングの受け方について触れてきました。

何かの参考にはなるかとは思いますが、これで事足りるとも思えず、さらなる内容を書き続けられます。

結局どこのカウンセリングルームを選んだらいいのですか?

色々と触れてきましたが、結局どこを選んだらいいのか?という声が聞こえて来そうでもあります。

この点について、やはり明確な回答は出せそうにありません。幾つか箇条書きにでもして、終えようと思います。

  • 他の業界や職種同様に、目立っている場所が必ずしもいいとは限らないと思います。
  • 主体は、カウンセリングを受ける側にあるものと感じています。
  • 料金について明確であること。必要な説明を行う態度があること。
  • 他の物事と同様に理想通りのカウンセラーにはなかなか巡り合えないものではないか?
  • その他、折に触れて増やしていきたいと思います。

以上になります。カウンセリングを意味のある時間としてご活用いただくことの一助になれば幸いです。(サイドメニューから次のページもご参照ください。)

B さん
うーん・・・なんか量が多かったです。多分、カウンセリングを受ける人もそれぞれですから、疑問に感じるところもそれだけあるということなんですよね。